稟議
電子決裁を英語で行うには?よくある言い回しや、多言語対応のワークフローシステムを紹介
グローバル化が進み、社内外問わず英語によるコミュニケーションを求められるケースが増えています。しかし、これまで日本語で行なっていた業務を英語にするのはなかなか難しく、どんな表現で伝えれば良いのか、不安に感じている方も多いでしょう。
そこで、この記事では電子決裁を英語で行うための表現や言い回し、メールの例文をご紹介します。実際の表現方法を学び、日々の業務に活用してくださいね。
電子決裁に関わる用語解説【英訳あり】
電子決裁を英語で行うには確認しておく用語がたくさんあり、それぞれ意味が異なります。この項目では電子決裁に関する用語の英語の表現を解説します。
「電子決裁」の英訳
Electronic approval
電子決裁は、従来の紙の申請書類で決裁していた作業を電子化したものです。電子決裁に似た言葉として「電子署名」や「電子サイン」、「デジタル署名」がありますが、署名は契約などの電子文書に対して当事者が同意したことを証明するために行うため、決裁と署名では意味が異なります。そのため、「電子署名」は「Electronic signature」と訳されるのに対し、「電子決裁」は「Electronic approval」と訳されます。
「決裁します」「承認します」の英訳
「これから決裁します」と伝えるためにはどんな表現をするのが良いでしょうか。
I will review the document.
私は書類を確認します。
稟議内容をこれから確認する場合は、電子決裁でも紙の稟議書でも「review」や「check」といった表現をします。すでに決裁することが決まっており、承認手続きを行う予定なのであれば「I will approve.」でも問題ないでしょう。
「決裁をお願いします」の英訳
Could you please approve the document if there are no problems.
問題がなければ、承認をお願いします。
決裁や承認を意味する「approve」を使って依頼しましょう。そのほかに「ask for~:~を求める」を使う表現もあります。
また、以下のような表現もあります。
We would appreciate it if you grant approval about this.
この件をご承認いただきますよう、よろしくお願いします。
多くの場合、決裁は部下から上司へ依頼するもののため、英語の表現には注意が必要です。「Please approve~」だと直接的で強い表現となってしまうため、「Could you please~」や「It would be appreciated if you could~」などフォーマルな表現を選びましょう。
電子決裁依頼メールの紹介
では、実際に電子決裁をメールで依頼してみましょう。シチュエーションは以下のとおりです。
先日稟議書を上司に提出し、改善事項を指導してもらった。これを踏まえ、稟議書を修正したため、電子決裁を再度上司に仰ぎたい。
これを英語で表現するとどうなるでしょうか?
件名:Asking for approve the document. Dear 〇〇(上司の名前) Thank you for reviewing my document and giving me feedback. Could you please approve the document if there are no problems. Best regards, |
英語でビジネスメールを送る場合は「メールを出す目的」と「相手にしてもらいたいアクション」を明確にすることが必須です。このメールをもとに、表現を修正しながら電子決裁の依頼メールを書いてみましょう。
英語・中国語など70ヶ国語に対応できる承認TIMEとは
英語で仕事のやり取りをするのは想像以上に大変です。慣れないうちはメールを書くのに時間がかかりすぎてしまうことや、文化の違いによって表現のニュアンスがうまく伝わらないことも多くなり、手間と時間のコストに加え精神的な負担がかかります。
そうしたやり取りを円滑化してくれるのが、英語など多言語に対応したワークフローシステム 『承認TIME』です。
多言語化ツールの活用でコミュニケーションコストの削減
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承認TIMEは多言語化ツール『Wovn.io(※オプション機能)』と連携することで、申請書類を英語や中国語をはじめとした約70ヶ国の言語に翻訳ができます。そのため、海外に支社がある企業や現地法人とやり取りが多い企業、そのほか今後はグローバル人材を活用していきたい企業は、承認TIMEを利用することで申請・承認にかかるコミュニケーションコストの削減が可能になります。
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まとめ
グローバル化が進むにつれ、英語でのやり取りをする機会も増えていくでしょう。多言語対応の電子決裁システムの導入によって自動的に申請書の内容が翻訳されるため、社員の語学力に関わらず、効率的な業務が可能になります。グローバル企業における意思決定を高速化するためには、簡単かつ低コストで多言語化に対応できる『承認TIME』をぜひご活用ください。