プラネット・テーブル株式会社様
左から森様、小村様、圖子田様
社名 : | プラネット・テーブル株式会社 |
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設立 : | 平成26年5月30日 |
代表者 : | 代表取締役社長 森 雅俊 |
従業員数 : | 65名 |
所在地 : | 東京都渋谷区渋谷1-11-1 COI西青山ビル6F |
事業内容 : | 生産者支援プラットフォームの開発・運用など |
代表取締役社長 森 雅俊氏
プラネット・テーブルが経費BankIIと承認Timeの2つを導入するにあたり、どのような課題を感じていたのですか?
森氏:プラネット・テーブルは2020年5月30日に、創業6周年を迎えたベンチャー企業です。これまで事業を継続していくにあたり、社内業務に関して明確なルールがなかったのです。特に管理本部に関わる請求書の支払いに関しては、社内決裁のプロセスや承認に至るまでが曖昧になっており、コストコントロールがうまくできていませんでした。
プラネット・テーブルの提供するサービスには、物流に関する側面も持ち合わせています。倉庫や運搬車両の管理、そして生産者の方々への支払い。これらを月次でまとめるのですが、それが相当量に膨れ上がっていました。
小村氏:「請求書を提出した担当者は把握しているけれど、事業部内の上長が内容を知らない」という事態も、少なからず存在しました。部内で請求書が共有されていないので、管理本部に提出後、内容を承認するまでに私達が担当者や上長に確認を取る。こうした作業ロスが生まれていました。
森氏:私達は現在、会社を拡大させていくタイミングに差し掛かっています。ある程度外部の株主が入る中、特に社内決裁のルールの明確化という課題に対して、システムの導入を検討し始めたのです。
課題
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導入後
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取締役 圖子田 健氏
実際に、いつ頃からシステムの導入を検討され始めたのですか?
圖子田氏:2018年の夏〜秋にかけてです。2018年10月には導入を進め、データの整理を行い2019年の夏過ぎに本格的なシステムの稼働・運用を開始しました。
実は別の事業で、経費BankIIおよび承認Timeの両システムを実際に使う機会があったのです。その利便性の高さは十分に理解していたので、サービス選択でも迷わずにこの2種類を入れようと提案しました。
システム導入にあたり、現場での混乱はありませんでしたか?
圖子田氏:結論からお伝えすると、混乱はありませんでした。
社内業務が不文律によって成り立っていたというよりも、ルールがない0の状態から、ルールを作ったというのが要因にあるでしょう。むしろスタンダードがなかった状態から、スポッとはまったという印象です。
事前に操作方法や、稟議の出し方に関する説明会を行ったので、利用上のトラブルもほぼありません。
今回の導入は、現場のニーズというよりは管理本部のニーズから導入が進められました。導入前は、請求書の内容が現場で共有されていないため、管理本部が再度現場で確認するという作業が必要でした。
現在は、販管費をはじめとした事業上の支出が精算前から把握できるようになり、一定のコストコントロールを実現できています。
小村氏:これまでは表計算ソフト等で経費管理を行っていたわけですが、経費BankIIのおかげで申請経路をすぐたどることができます。
不明瞭だった支出の経路が、かなりクリアになったのですね。
圖子田氏:社外でもインターネットアクセスが可能というのも、非常に便利な点だと思います。自宅や外出先にいても、OSやデバイスの制限がなくアクセスして申請ができます。
新型コロナウイルス感染症に伴うリモートワークの際も、混乱やトラブルはありませんでした。
管理本部
財務・経理ユニット部長
小村 奈津美氏
経理BankII、承認Timeを導入したことによる、皆さんの感想もお聞かせください。
小村氏:非常に満足しています。誰がどのタイミングで請求書を承認したのかという、決裁フローが明確になりました。また「稟議を出す際に必要ファイルが添付されていない場合、差し戻しができる」という形で、承認に必要なプロセスがはっきりと示されました。
現段階ではこれ以上ないくらいに、システムが活用されていると思います。
圖子田氏:承認Timeに関しても、支払い稟議だけでなく業務契約、法務系審査にも使用されています。システムを活用することによって、社内で発生するあらゆる業務決定プロセスをカバーできるようになりました。
課題に挙げていた社内ルールの明確化に、両システムが大きく役立っているのですね。
圖子田氏:現在経費BankIIは、領収書などの写真をデジタルで添付できますよね。例えばこれを、撮った写真をAIが認知し、決められた項目に沿って決裁が進むようにする。
こうしたシステムの成長が進めば、もっとこのサービスは便利になるのではないでしょうか。